住友重機械工業のCIO兼ICT本部長・原田和浩氏がCIO Leadership Live Japanで、ITを企業価値創出の原動力とする考えや、過去の大型DX事例、今後のIT組織のあり方について語った。
住友重機械工業の執行役員CIO兼ICT本部長の原田和浩氏は、ITを単なるシステム導入や運用の手段ではなく、企業価値を生み出す原動力と位置づけ、導入後も継続的に価値を生み出すことを重視している。
これまで製造系基幹システムやサプライチェーン構築、店舗システムの刷新、DX推進などを手掛け、特に数百億円規模・約5年を費やして実施したファストフードチェーンの店舗システム全面刷新の経験が語られた。設計・品質管理・プロジェクトマネジメント・関係者のコミュニケーションを徹底し、導入後の活用を重視する考えが強調された。
強いIT組織をつくるためにはリーダー自身が謙虚に学び続け、自律的に行動できる環境づくりが不可欠であり、部門の壁を越えたデジタルとITの連携を通じた組織変革を今後のグループ全体最適と企業価値向上の手段として位置づけている。