前場の注目銘柄ダイジェストとして、バリュエンスやナレルグループ、スクリーンHDなどの動きが伝えられている。公募増資や業績予想の修正、決算発表を受けた銘柄の動向が中心だ。
ソシャルワイヤーは大幅続落。27年3月期の通期業績予想を修正し、売上高を43.50億円、経常利益を2.81億円へ引き下げた。主力事業の大型案件削減や失注、SEIRYO株式取得に伴う仲介手数料や事業改革費用が影響した。前期比では増収増益を見込み成長基調は維持とのコメントがあった。
バリュエンスは急落、一時ストップ安。公募増資で新規発行110万株、SFプロパティマネジメントが105万株、代表取締役の嵜本氏が5万株、オーバーアロットメントで最大33万株の売出し。公募増資後の発行済株式は約7.9%増加の見込みで、手取概算額は約16億3682万円。資金は国内外の店舗出店やシステム開発に充当され、議決権割合は低下する見込み。
ナレルグループは急落。26年10月期通期連結業績予想を下方修正し、売上高は292.50億円から232.79億円、税引前利益は29.40億円から24.95億円へ減額。建設ソリューション事業の在籍人数・稼働人数の不足やATJC株式譲渡による譲渡損失計上も影響。配当予想の変更はない。
キオクシアHDは大幅続落。第2四半期決算は営業利益が1兆9947億円、前年同期比で大幅増。10-12月期のNon-GAAP営業利益ガイダンスは2兆円と市場予想の水準とほぼ同等帯。1-3月期の拡大期待は高まる一方、短期収益成長の鈍化懸念も残る。
スクリーンHDは大幅続落。第2四半期の営業利益は402億円で前年同期比82.0%増だが、市場予想約420億円を下回る。通期予想は1565億円を据え置く。WFE市場見通しは今期から来期にかけて引き上げられている可能性があるとの観測も。
三菱倉は大幅反落。上半期決算は営業利益82.4億円、前年同期比9.3%増と概ね市場予想線上の着地。一方、通期予想を従来の175億円から155億円へ下方修正。阪急阪神エクスプレスの買収を発表しており、アドバイザリー費用の発生が下方修正の要因とみられる。