前場の注目銘柄ダイジェスト。IPSやネクステージ、ソディックを含む銘柄の決算発表や増資・売出、情報漏洩などの主要動向を要点として伝える。
ジャパニアスは第3四半期の売上高が前年同月比増の99.77億円に達した一方、経常利益は6.01億円、四半期純利益は3.95億円となり、増収も利益は減少した。DX推進やクラウド、生成AI投資が堅調だったが、人件費の増加が利益を圧迫した。通期予想は据え置き。キューブは9月度の月次売上速報で全社売上高が前年同月比で9.4%減、既存店売上高は11.5%減。天候要因によるゴルフ需要の低下が影響し、10月に回復を見込む。レナサイエンスはニボルマブとRS5614の第III相治験で登録症例数が目標124例に達し、今後は最大3年間の観察期間を経てデータ解析を進める予定と報告した。 ipsは公募増資126万株とオーバーアロットメントによる売出18万9500株を発表し、発行済株式数は最大11%増となる見込み。公募価格は10月中に決定し、得られた資金は国際海底ケーブル関連の設備投資に充当する予定。
ネクステージは3Q決算を公表し、累計営業利益が216億円と前年同期比66.7%増。通期予想は276億円、前期比40.8%増で据え置くが、四半期別の利益成長率は鈍化。6-8月期は75億円と市場予想を下回る可能性があり、見切り売りが先行。ソディックは株式売出570万9200株とオーバーアロットメント過半を伴う売出を発表し、発行済株式数の約4.8%に相当。自社株買い30億円上限の実施も発表されるが、需給悪化への警戒が広がっている。物語コーポは焼肉きんぐの公式アプリの不正アクセスで約1078万件の個人情報が流出したと発表。決済情報は登録されていないが、会員番号等の流出が懸念される。壱番屋はハウス食品グループの吸収合併を発表したが、再編プレミアムの評価には時間がかかるとの見方が強い。