次回の日本銀行の政策決定会合では0.25%の利上げが見込まれ、次の利上げ時期は年内12月か来年1月との見方が示されている。討議の焦点は中立金利に向けた動向と展望レポートの文言の扱いにある。
日銀の決定会合は9月17日と18日に行われ、0.25%の利上げが行われて政策金利が1.25%へ引き上げられる公算がある。市場では0.5%利上げの可能性も指摘されるが、筆者はサプライズの可能性は低いと見ている。
9月以降の利上げは年内の12月または来年の1月が最有力とされ、以降の利上げペースは状況次第で変動する見通し。中立金利は現時点で1.1%〜2.5%のレンジとされ、1.5%到達後は慎重な姿勢に移行する可能性が高い。
今後の利上げタイミングを左右するのは物価上昇リスクの動向で、8月の企業物価指数と8月の全国消費者物価指数の結果次第で、展望レポートの文言が残るかどうかが注目される。
2027年の政策決定会合の日程を踏まえると、7月以降の会合でも1.75%を視野に入れた議論が続くと見られ、最終的な利上げ水準は前後する可能性がある。
筆者は現時点のメインシナリオとして、来年6月か7月に1.75%へ利上げし、それがターミナルレートになるという見方を示している。