日米のAI・半導体関連株高と原油動向を背景に市場が動く中、日経平均は7万円台を回復。マイクロンの好決算とNVIDIAの自社株買いが材料となり、サウジの原油価格引き下げも買い材料となった。
米国の半導体関連株はマイクロン・テクノロジーの好決算とエヌビディアの自社株買い拡大を背景に堅調な推移を続け、AI需要の強さが演算需要を押し上げるとの見方が広がっている。マイクロンの2026年6~8月期は売上高が前年同期比4.8倍、5月以降の見通しも増額となりそうだ。エヌビディアは過去最大規模の自社株買いを発表し、買い材料として評価された。
一方で原油市場ではサウジアラビアがアジア向けの11月販売価格を引き下げたことが原油先物を押し下げ、米国株市場にも影響を与えた。10月5日のNYダウは3日続伸、ナスダックは4日続伸して過去高値更新の動きを見せた。
米国の雇用統計は市場予想を下回り、長期金利の上昇圧力が依然残る中、FRBの副議長・副議長の慎重発言で10月の利上げ確率が低下との見方が広がった。こうした背景の中、日経平均は10月6日に前日比737.12円高で7万683.98円と大台を回復し、短・中・長期トレンドが上昇基調と判断されている。
今後の焦点はAI・半導体のテーマに加え、サイバーセキュリティ、自動運転、ドローンなどの関連銘柄にも注目が集まる見込みで、投資環境は依然として前向きとの見方が強い。