9月以降ユーロは大幅に下落しているが、一服の兆しが出ており、ユーロ高・円安の長期トレンドが終わった可能性が指摘されています。
9月以降のユーロは米ドルなどに対して大きく下落してきたが、1.10米ドルの大台割れが射程に入る中で下げ渋りが出てきた。これは独米金利差の拡大が一服した影響が大きいとみられる。
金利差拡大の一服の理由は、米金利の上昇が一服したことと、10月以降の独金利低下が一服したことにある。欧州域内での資金逃避の動きが緩んだとの見方もある。
ユーロ安トレンドは依然継続する可能性が高く、ユーロ/米ドルは52週MAを割り込み続ける状況が続いている。反発は長期トレンドとみなしやすい程度にとどまる見通し。
ユーロ/円についても52週MAを下回る状態が続く可能性が高い。これによりユーロの反発は限定的となり、187円で終点とされてきた歴史的上昇局面が再評価されている。