日経平均は前引け時点で195円安の6万3095円11銭となり、半導体大手キオクシアの急落が市場を重荷にした。午前の取引では下げ幅が一時600円近くまで拡大したが、後場には一部の半導体株で買いが入り下げ幅は縮小した。
週明けの東京市場で日経平均は続落し、前引けは前週末比195円00銭安の6万3095円11銭となった。TOPIXは33.46ポイント安の3931.61で午前の取引を終えた。
売りの主因となったのはキオクシアホールディングスの急落で、同社が発表した2026年4〜12月期の連結純利益予想は市場予想を大きく下回り、前年同期比で約24倍となる3兆5578億円の大幅増益見通しを示したものの、期待には届かなかった。これによりキオクシア関連の売りが広がり、日経平均の下げ幅は一時600円近くまで迫った。
午前の取引では売買が交錯して方向感が欠如する展開となり、下げが続く局面と買い戻しの場面が交互に現れた。とはいえ、好決算を発表した一部の半導体株には買いが入り、指数は下げ幅を縮小している。
キオクシアの収益見通しを巡る市場の反応は、指数への寄与度の大きさを改めて意識させた。今後も市場は発表内容の精査を続け、方向感を欠く動きが続くとの見方がある。