長期金利の上昇を背景に日本株は秋の再上昇を探る。決算と金利動向を巡る三つの重要イベントが焦点となる。
8月の日本株市場は、7月に見られたグロース株から内需・バリュー株への資金シフトの流れを引き継ぎつつ、日米の決算発表とジャクソンホール会議の影響で揺れ動いた。日経平均採用銘柄の騰落率上位にはリクルートHDが約45%高、ヤマハ発動機も大幅高といった動きがあった一方、下位には荏原製作所やファナックといった機械株が売られた。
米長期金利の動向が株価へ重石となっている。ジャクソンホール会議でFRBのハト派後退を示唆する発言が小幅に出たあと、10年物国債利回りは4.79%台へ上昇した。原油価格の高止まりやAI関連の社債発行などによる債券市場の需給緩みも、金利上昇を後押ししている。