伊藤ハム米久ホールディングスは2027年3月期の連結純利益を前期比11%減の180億円になる見通しと発表した。加工食品の値上げが想定より遅れたほか、借入金の金利負担が収益を下押し要因となる。
伊藤ハム米久ホールディングスは2027年3月期の連結純利益を前期比11%減の180億円と見込んだ。従来予想を5億円引き下げ、売上高は1兆1200億円、営業利益は280億円とした。売上高は前年同期比5%の増加、営業利益は2%の減少で、グリーンリ—の買収効果は寄与したが、加工食品事業の不振と金利負担で純利益を押し上げ切れなかった。
同日開いた記者会見で浦田寛之社長は、値上げの程度を取引先ごとにきめ細かく修正していく方針を示した。なお、26年4〜9月期の連結決算では売上高が5390億円、純利益が75億円と、それぞれ前年同期比1%減・21%減だった。材料費・物流費の高騰による値上げ対応にもかかわらず販売数量の伸びが想定を下回っていた。