ドル円は160円台後半から調整局面に入り、オセアニア通貨のロングが増えるなど個人投資家のポジション動向が注目されました。
前日欧州時間から本日アジア時間にかけてドル円は一時的に160.203円まで上昇したが、9月の利上げ観測がやや後退し、東京時間には159.732円まで下げて落ち着きを見せた。市場参加者の取引意欲は前日比で上昇したものの、過去20営業日平均に比べると依然低水準で推移している。ドル円の動きを背景に、主要通貨ペアの取引シェアにも変化が見られた。
取引金額は前日比で14.5%増加した一方、買建玉は9.2%減少、売建玉は1.5%増加。全体の建玉比率は売46%・買54%となり、相場のサポート材料となる動きが見られた。
主要通貨ペアの市場シェアではUSD/JPYが73.6%と首位を維持する一方、MXN/JPY・EUR/USD・ZAR/JPYがそれぞれ前日比で増減を示す展開となった。ドル円の下げを他の通貨ペアが補完する格好となっている。
オセアニア通貨のロングはNZD/JPYが18.5%、AUD/JPYが10.4%それぞれ増加。これにより、豪ドルとNZドルのロングポジションが相場の動きに影響を与える状態となった。