企業向けサービス価格指数の総平均は2026年7月時点で115.1、前年同月比3.6%上昇。国際運輸を除くと114.2で、運輸・リース・諸サービスなどの分野が全体を押し上げている。
企業向けサービス価格指数は、日本銀行が公表する企業間のサービス取引価格の動向を示す指標である。この記事では、2026年7月分の総平均が115.1(2020年平均=100)となり、前年同月比3.6%の上昇を記録したことが説明されている。さらに、月次の変化として前月比は0.4%の小幅上昇となっている点も示されている。
総平均の上昇は、運輸・郵便、リース・レンタル、諸サービスといった分野の値上がりが大きく寄与している。特に運輸・郵便は前年比6.4%の上昇、リース・レンタルは11.6%の上昇が継続しており、広告は逆にマイナスとなっている。国際運輸を除くと114.2まで低下が抑えられず、国内の基調動向の把握にはこの除外値の動きも重要とされている。
今後の注目点として、賃金上昇や人手不足がサービス料金へどの程度転嫁されるか、日銀の金融政策にどのような影響を及ぼすかが挙げられている。7月のデータは2026年の年初112.0から上昇を続け、賃金動向やCPIとの関係性を通じて、日本のインフレ動向の判断材料として位置づけられている。次回公表は9月28日が予定されており、今後の動向を受けて総合的な物価動向の分析が進むと見られる。