セイコーエプソンがクラスターテクノロジーと資本業務提携を結び、インクジェットプリントヘッド部品の供給力強化を目指す。出資額は3億円で、共同開発と安定供給体制の構築を進める。
セイコーエプソンはクラスターテクノロジーと資本業務提携契約を締結し、クラスターテクノロジーが実施する第三者割当増資を引き受け、3億円を出資する。これにより、インクジェットプリントヘッド関連部品と次世代材料の共同開発を進め、需要拡大に対応した安定供給体制の構築を目指す。
クラスターテクノロジーは、精密成形技術と樹脂複合材料技術を強みとし、光学機器やプリンター向けの樹脂化を手掛けている。製品の軽量化・高性能化や製造コスト削減につながる技術を保有し、重電分野の樹脂絶縁材料等の実績もある。
今回の提携では、クラスターテクノロジーの樹脂複合材料技術と成形加工技術と、セイコーエプソンのインクジェット技術・開発力を組み合わせる。プリントヘッド関連の高機能部品や次世代材料を共同開発し、インクジェット技術の高度化を図る。
生産面では、両社の製造技術・ノウハウを活用して生産性と品質の向上、安定供給体制の強化に取り組む。セイコーエプソンは需要拡大に対応しつつ、インクジェット領域での競争力向上につなげる。