リックソフトは2027年2月期第2四半期の決算で増収増益を達成し、通期の営業利益予想を上方修正した。構造改革とAI活用による業務効率化でコストを抑制し、グローバル展開やM&Aを含む投資戦略にも言及している。
リックソフトは第2四半期の決算で売上高が56億円となり、前年同期比は10.2%増加した。営業利益は1億9,000万円となり、前年同期比は16%増、当期純利益は1億4,000万円となった。
企業側は期初予想を維持していた連結売上高とは別に、営業利益を2億円から3億4,000万円へ、当期純利益を1億6,000万円から2億5,800万円へ上方修正した。これにより1株当たり当期純利益は35.48円から57.4円へ大幅改善した。
トピックスとして、東南アジアから米国へと拡がる顧客基盤を持つInformation Officer社と資本業務提携を行い、同社はRicksoft Singaporeへ社名変更した。Financial TimesのAsia-Pacific 2025「High-Growth Companies Asia-Pacific」に8年連続で選出されたことも発表された。
契約負債は前年同期比で増加し52億円に積み上がっており、今後の収益基盤を強化しているとの見方が示された。さらに2030年までにEBITDA30億円を目標に掲げ、累計60億円規模の戦略投資を実施する計画を維持している。
サービス別売上高や販管費分析、クラウド移行を含む主力製品戦略、及び人材投資を含む将来の投資方針が開示された。