ミキハウスを展開する三起商行の創業者・木村皓一会長が今年6月に社長を退任する決断を下し、後任には海外事業を統括していた竹田欣克氏を招く予定である。木村氏は日本に戻る際「髭は剃らずに」と伝えたとされる。
子ども服ブランド「ミキハウス」を展開する三起商行の創業者・木村皓一会長が、今年6月に社長を交代することを決断した。後任として、これまで海外事業を統括してきた竹田欣克氏を日本に呼び戻して社長就任を依頼したという。木村氏は戻ってくる際の条件として「髭は剃らずに日本に帰ってきてほしい」と伝えたとされる。テレビ大阪の番組でこの経緯の裏側が明かされる見込みだ。続報に注目が集まる。
木村氏は幼少期に小児麻痺を患い車いす生活を経験。周囲に依存しない自立心を養うためリハビリに力を入れ、中学卒業時には歩けるようになった。その後証券会社に就職し、家業の将来を見つめ直す中で起業を決意。第二次ベビーブームの時代背景を捉え「デザイナーが作る付加価値の高い子ども服」という新たな事業を九州で開始し、試作の売り込みを重ねながら事業を拡大した。
同社は1978年に法人化を果たし、全国展開とともにミキハウスブランドを確立。現在は16の国と地域、107店舗へと成長した。木村氏は創業から長く会社を率いてきたが、創業から約50年を経た今年、後継体制へ移行する運びとなった。