59歳の高校教員だった阿久沢毅氏が群馬クレインサンダーズの社長に転身。就任時はスタッフ11人、売上は2億〜3億円規模だったが、昨季は30億円近くへ拡大。新リーグ・Bプレミア初代王者を目指して戦いを始めている。
Bプレミアの開幕を前に、群馬クレインサンダーズのクラブ運営を任された阿久沢毅社長は、王貞治2世と呼ばれた桐生高校の元野球選手である。プロ化以前は教員として35年間過ごし、59歳で異競技の世界へ踏み出した。就任当初、事務所は11人程度で、売上高は2億〜3億円規模だった。
転身のきっかけは高校野球時代の出会いと誘いで、クラブ運営へ参加してからは、コロナ禍での対応にも追われつつ、組織づくりと大会運営の両面を担当する。阿久沢氏自身は「社長の力じゃなく、選手とGM、そして社員全員でここまできた」と語っている。
クラブは移転先のオープンハウスアリーナ太田で観客動員の増加を実現し、平均入場者数は5244人、売上高は2024-25年に25億円、2025-26年には30億円へと成長。結果としてBプレミア参入が決定し、2026年9月24日に初戦を迎える。
これまでの歩みは、11人の小さな組織から新リーグの初代王者を目指すまでの道のりであり、阿久沢氏は「全員でここまできた」と強調している。現場の努力と組織の拡大が、クラブの飛躍につながったとみられる。
新リーグの舞台での第一歩を踏む群馬は、今後の戦いと成長を読者に注目させる最新動向となっている。