矢作建設工業が2027年3月期第1四半期(26年4月-6月)決算を発表。売上高は前年同期比で減少する一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は2桁増となり、通期の業績予想を上方修正するとともに年間配当を増配すると伝えられた。
矢作建設工業は第1四半期の決算で売上高が315.96億円と前年同期比23.2%減となったが、営業利益と経常利益はともに減少した。売上の減少要因として大型工事の施工が前年同期のピークから後退したことが挙げられる一方、四半期純利益は29.53億円と前年同期比で15.3%の増益となった。
通期見通しでは通期売上高1,500.00億円、営業利益95.00億円、経常利益93.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益93.00億円とし、前回予想から上方修正した。これに合わせて1株当たり年間配当は110.00円とし、中間配当および期末配当もそれぞれ55.00円とする見通しを示した。
今後の見通しには資材価格の動向や人手不足の影響が継続する可能性があるものの、公共投資の堅調さや大型案件の推進が利益面での改善要因として挙げられている。