みずほ銀行とリバー、日本軽金属の3社が、混合アルミスクラップを展伸材原料へ再利用する実証事業を環境省の2026年度事業として採択されたと発表。選別技術と素材成分の検証を通じ、国内での再利用拡大を目指す。
みずほ銀行、リバー、日本軽金属の3社は、混合アルミスクラップを板材や形材などの原料として再利用する実証事業を、環境省の2026年度事業に採択されたと発表した。リバーが代表事業者となり、日本軽金属とみずほ銀行が共同実施者を務め、みずほリースが協力する。
事業では、リバーの湿式比重選別設備にX線選別やレーザーを組み合わせ、由来や品質が異なるスクラップを合金の種類ごとに選別する。選別後の原料を溶解し、成分調整や品質評価を通じて展伸材用途で使える条件を検証する。
混合スクラップの多くは鋳物向けや海外流出が多く、国内で展伸材へ再利用する仕組みは十分に整っていない。3社は選別精度や採算性、製造時の二酸化炭素排出削減効果などを調べ、商業化に向けた課題を検討する。資源循環の促進と海外依存の低減を目的としている。