クスリのアオキホールディングスの2027年5月期第1四半期は、売上高が1590億4200万円で前年同期比13.8%増となり、営業利益・経常利益・純利益も大幅に増加した。フードと生鮮を軸に「フード&ドラッグ」のワンストップ購買を強化したことが増収に寄与した。店舗展開も進んだ一方、ドラッグストアと調剤薬局の一部閉店も発生している。
2027年5月期の第1四半期決算で、クスリのアオキホールディングスは売上高1590億4200万円(前年同期比13.8%増)、営業利益84億2400万円(16.0%増)、経常利益85億6800万円(17.6%増)、四半期純利益68億6600万円(36.4%増)と、いずれも前年を上回った。営業利益率5.3%、経常利益率5.4%と、いずれも前年を上回る水準を維持した。
同社は大型店化によるフードカテゴリー拡充と生鮮食品の取扱いノウハウ向上を進め、フード&ドラッグによるワンストップ購買の深化と地域密着型の利便性向上を増収の要因として挙げた。食品部門の伸びが顕著で、フードと生鮮を合わせた構成比は55.6%となった。各部門の売上は、ヘルス112億3500万円(0.2%減)、ビューティ175億7000万円(4.5%増)、ライフ259億1700万円(4.6%増)、フード658億1200万円(15.3%増)、生鮮225億7400万円(42.8%増)、調剤159億3100万円(13.9%増)となった。
店舗展開としては、ドラッグストアを北信越9、関東1、東海5、四国6の計21店舗出店、調剤薬局は北信越4、東北3、関東1、東海1、関西4、四国7の計20薬局を新規開設。一方でドラッグストア5店舗・調剤薬局2薬局を閉店しており、期末のグループ店舗数はドラッグストア1123店舗(うち調剤併設710店舗)、調剤専門薬局6店舗、スーパーマーケット25店舗(うち調剤併設1店舗)を合わせた計1154店舗となっている。
関連キーワードとして、売上高・利益の増加とともに食品部門の比重が高まっている点、店舗網の拡大と一部閉店の両立、フード&ドラッグ戦略の推進が挙げられる。