RX-7の欠かせない補機“メタポン”の復活計画が、日本の老舗部品メーカーであるミクニを軸に始動した。榛名ロータリーミーティングで検討開始が発表され、具体的な発売時期や価格は未定のまま前進する。
ロータリーエンジンの耐久性維持に欠かせないメタリングオイルポンプ、通称メタポンは、現在も人気のRX-7 FC3S後期型とFD3S前期型の電子制御式が生産終了となり、入手が難しくなっている。マツダの打診を受け、日本の老舗部品メーカー・ミクニがキーパーツ復活の候補として動き出した。復活の中心は補修用部品としての供給であり、少量多品種の生産体制を検討するという。
ミクニはコスモスポーツからRX-7を含むFC3S前期型まで機械式メタポン、FD3S後期型とRX-8前期向けのメカ式、RX-8後期向けのソレノイド式など、長年の実績を持つ。今回の復活計画は、それらの経験と技術を生かす形で検討され、将来的な純正補修部品の開発検討に着手した。
榛名ロータリーミーティング(2026年5月)で、FC3S後期型向けメタポンの復刻に向けた検討が明らかになり、発売時期や価格は未定とされた。ミクニの中心人物は、少量部品の採算モデルと柔軟な生産ラインの構築を組み合わせる方針を示し、匠プロジェクトを通じて技術継承を進めると語る。