北米で拡大する半導体投資を追い風に、オルガノUSAが事業を拡大。フェニックス周辺での超純水設備の納入・メンテナンスを通じ需要を取り込み、半導体以外の新市場開拓にも着手する。 さらに本社機能を広いオフィスへ移転し、AGSORの提案も開始した。
北米で拡大する半導体投資を追い風に、オルガノUSAは現地での事業を拡大している。フェニックス(アリゾナ州)および周辺地域では大手半導体メーカーの巨額投資に伴い、同社は超純水製造装置の納入やメンテナンスを通じて需要を取り込む。
同社の主力は半導体向けの洗浄工程用超純水設備の提供であり、材料メーカー向けには高純度薬品製造用設備を供給しているほか、消耗品の取り扱いも行う。半導体以外では下水処理や医薬品分野など新市場の開拓も進める。
オルガノUSAは本社をフェニックス市内のより広いオフィスへ移転した。移転目的としてバックヤードを在庫・資材の一時保管などに活用する計画があるという。
半導体需要の高まりを受け、同社は超純水設備の納入増加だけでなく、工場の稼働後のメンテナンスや消耗品の需要も見込む。さらに今回、好気グラニュールを用いた連続式下水処理システム「AGSOR(アグゾー)」の提案を開始し、処理能力を従来比1.5倍〜2倍程度に高めることを目指している。