中国税関総署が8月の貿易データを公表。日本向けレアアース磁石の輸出は212トンで前年同月比17%減だが、前月比は約90%増となった。
中国税関総署が公表した8月の貿易データによると、日本へ向けたレアアース磁石の輸出量は212トンとなり、前年同月比で約17%の減少となった。一方、前月比では大幅に増加しており、200トンを上回る水準に戻っている。
レアアース磁石の輸出は単月ベースで変動が大きく、前年同月比での2桁減少が続いていることから、中国当局の対日輸出姿勢に大きな変化は見られないとみられる。
同データでは世界全体への輸出量は約5010トンで前月比約7%減、前年同月比約18%減となり、米国向けには約512トンで前月比約21%減、前年同月比約13%減となっている。
レアアース磁石は代表的な製品の一つとして位置づけられ、中国政府は対日圧力を強めているとの指摘もあるが、日本企業の輸出許可取得難化の声が出ているとの見方もある。