24日の欧米市場ではドル・円は伸び悩みそうだ。米財政再建の進展期待がある一方、160円付近での為替介入警戒が強い。米金利動向と中東情勢の動きも影響し、今後の展開に注目が集まる。
24日の欧米市場の見通しとして、ドル・円は伸び悩む展開が想定されている。米財務省の国債管理の不透明感が残るものの、ドルに割安感が生じれば買戻しが入る可能性があるとされる。
米PMIでは製造業が鈍化した一方、サービス業が総合指数を押し上げたことが好感され、ドル買いが先行。ただし財政懸念による国債売りが顕著になるとドルの上値は抑制され、ユーロ・ドルは1.1660ドル台を割り込んだ後、底堅く推移した。
ドル・円は158円半ばから159円付近へ上昇後、上値は重い展開だった。週明けアジア市場では米金利をにらみつつ、ドルは割安感での買戻しが入りやすいとの見方が示された。
今後の注目材料として米金利動向と中東情勢が挙げられる。財政再建プログラムへの期待感が過度なドル売りを抑制する一方、米国とイランの対立激化で原油相場が強含みとなりドル購買を促す可能性がある。ジャクソンホール会合でのFRB議長講演を控え、様子見ムードが広がる見込み。