大林組と東北大学が、東北大学タフ・サイバーフィジカルAI研究センター内に「大林組×東北大学 次世代建設技術共創研究所」を設置した。災害現場や過酷環境でも安定して自律動作する技術の研究開発と社会実装を一体的に進める。
東北大学と大林組は2026年11月1日、同大学のタフ・サイバーフィジカルAI研究センター内に共同の研究所を設置した。目的は、東北大学の総合知と大林組の現場実装力を結びつけ、タフ・フィジカルAI技術の研究開発と社会実装を一体的に推進することにある。
研究所は、物理シミュレーションとロボット制御、AIを連携させ、現場での検証と実用化を重視する。対象分野には建設・土木のデジタルツイン活用や自動運転機能、エネルギー、災害科学・復興、3Dコンクリートプリンターなどが含まれ、現場での適用性を高める取り組みを進める。
設置期間は2026年11月1日から2031年10月31日までで、研究所はタフ・フィジカルAI技術の研究開発、次世代人材の育成、大学と建設現場のニーズを結ぶ共同研究の創出を推進する。活動は物理シミュレータ、ロボット制御、AIの連携を現場検証へとつなぐ計画。
背景には、担い手不足や自然災害の激甚化といった社会課題への対応があり、東北大学の研究基盤と大林組の現場実践力を活用して、研究開発から実証・実用化、社会実装までを一体的に進めることが狙いとされている。