19日の欧米外為市場ではドル・円は下げ渋る展開が想定され、米早期利上げ観測の後退もクロス円の動きをにらみつつ慎重な展開となる見込みだ。
19日の欧米外為市場ではドル・円が下げ渋る見込みで、ユーロ・ドルは1.1210ドル近辺で下げ渋り、ドル・円は158円台前半へ浮上後に失速した。米金利安・ドル安の流れはクロス円を支える可能性があるとされる。
原油相場は中東紛争の長期化懸念で騰勢を強めており、インフレ圧力として警戒されやすい。一方、FRBの長期金利は高水準を維持しつつも上昇は抑制され、ドル買いは後退気味となっている。
来週の連邦公開市場委員会(FOMC)を前に追加利上げ観測は後退しており、ドル売りが強まる可能性があるとの見方がある。日銀金融政策決定会合は現行政策維持が見込まれ、円買いは想定しにくいとされる。
このような状況下でドル売りが進んだ場合にはクロス円が堅調となり、ドル・円は引き続き下げづらいとみられる。今後の海外市場では原油動向と米金融政策が喫緊の注目点となる。