米国政府がSKハイニックスの中国・大連工場向けの米国製半導体製造装置の輸出許可を保留していると報じられ、ニューヨーク州のNAND工場投資計画にも影響が出る見通しだ。
ロイター通信が伝えたところによると、米国政府は大連工場向けの装置輸出許可をまだ承認しておらず、同社が進めるニューヨーク州マセナのNAND型フラッシュメモリ工場2カ所の建設計画にも支障が出ている可能性がある。
Solidigmはニューヨーク州マセナに約450億ドルを投じ、NAND型フラッシュメモリ工場2カ所を建設する案を進めていると報じられ、データセンター向けストレージ装置の生産能力拡大を目指している。
輸出許可を巡る問題の焦点の一つは、中国・大連工場の装置搬入を生産能力の拡大と見なすべきかどうかであり、同工場のクリーンルームは既に2023年に建設済みで、搬入が直ちに生産能力拡大には当たらないとの見方もある。
米国務省は昨年、中国国内の半導体工場の技術改善や生産能力拡大を目的とした米国製装置の追加搬入を認めない姿勢を崩していない。