株式会社meito(2207.T)は2026年3月期通期決算を発表し、3事業のセグメントすべてが増収となった一方、80周年記念事業費用と在庫評価損の影響で営業利益は前年を下回った。来期は営業利益が46.3%増を見込むが、純利益は前期比で減少する見通しとなる。
2026年3月期の連結売上高は291億600万円で前年比3.7%の増収となったが、営業利益は12億3000万円で前年から12.5%減少した。通期の減益要因は創立80周年記念事業の費用や在庫の評価損が重くのしかかったためで、セグメント全体では売上が伸びても利益は縮小した。
セグメント別では食品事業が売上高251億6600万円、前期比3.1%増、セグメント利益が17億3900万円で17.8%増と大きく改善。一方、化成品事業は売上4割強増の構成だがセグメント利益は8億800万円で前年同期比マイナスとなり、原価率の悪化が影響した。不動産事業は売上高3億9300万円で42.3%増、セグメント利益は1億9800万円と110.3%増と大きく伸びた。
純利益は親会社株主に帰属する当期純利益が30億6700万円と前年比35.0%減少した。増益要因として経常利益は9%増と堅調だったが、前期に計上した売却益の反動が大きく影響した。財政状態では総資産が増加した一方、営業CFは△7億800万円、投資CFは△92億9600万円とキャッシュアウトが大きく、設備投資は大幅に増加した。
来期の業績予想は、2027年3月期の売上高305億円、営業利益18億円、経常利益30億円、親会社株主帰属純利益21億円を見込む。営業利益は80周年関連のプロモーション費用が発生しなかった前提で46.3%増を見込む。一方純利益は投資有価証券売却益の反動を織り込みつつも、未確定銘柄の売却益次第で上方修正の余地があるとしている。