日経225先物は昼の取引で仕掛け的なショートが優勢となり、25日移動平均付近を意識した動きが目立った。米国市場の流れを受けて半導体・AI関連株の下げが目立ち、先物は寄り付き後に下落基調が強まった。
日経225先物は昼の取引で売りが先行し、現物寄り付き時には6万8000円を割り込み、終盤にかけて6万7230円まで下落する場面が見られた。日中の主要銘柄の影響で、アドテスト、東エレクトロン、ソフトバンクグループ、キオクシアホールディングスの4銘柄が日経平均を約1400円押し下げた。
市場では日経先物がボリンジャーバンドの+1σを割り込む場面があり、現物寄り付き時点の週足+1σを下抜けたことが下方向のバイアスを強めたとの観測がある。短期的には2つの節目、25日移動平均線と75日線が意識されやすい状況だ。
NT倍率は先物中心限月で16.46倍へ低下し、指数インパクトの大きい値がさ株の下げが日経平均型の重荷となる一方、東証プライムの値上がり銘柄が増える動きも見られる。NTショートの巻き戻しを警戒する声も出ている。
今後は先物市場のショート圧力と現物の動向次第で戻りの鈍さが意識され、再びショートが強まる局面が想定されるとの指摘もある。