積水化学工業の100%子会社である積水テクノ成型が、愛知県蒲郡市に愛知第二工場を新設する。投資額は約20億円で、2029年2月の稼働開始を目指す。
積水化学工業の100%子会社、積水テクノ成型は愛知県蒲郡市に車輌内外装向け射出成形品を生産する愛知第二工場を新設することを決定した。投資額は約20億円で、新工場は2029年2月の稼働開始を計画している。これにより国内の生産能力は約40%増強される見込みである。
新設の背景として、東海圏の完成車組み立て拠点再編や電動化に伴う部品の大型化・統合が進むとみられており、蒲郡市は自動車生産の近接拠点として適すると判断された。積水テクノ成型は射出成形品の生産拠点を国内で4拠点目、東海圏では3拠点目とする計画で、今後も規模を拡大する方針を示している。
新工場では労働人口減少を見据え生産ラインのスマート化を推進するほか、隣接する積水ナノコートテクノロジーとの連携を進める。スパッタリング技術を活用して基布の物性を変えずにメタリック外観やUVカット、遮熱機能を付与するなど、車輌部材向け表皮加工の高度化を目指す。