ソシオネクストが2026年度第2四半期の連結決算を発表。売上は604億円で前年同期比14.7%増、純利益は21億円で13%超の増益となり、通期予想も上方修正した。
ソシオネクストは2026年7月から9月の第2四半期決算を公表し、売上高が604億円、営業利益が23億円、純利益が21億円となり、前年同期比でそれぞれ14.7%、横ばい、31.3%増となった。前四半期は車載向けの出荷遅延の影響で赤字だったが、出荷を再開したことで黒字化を回復した。製品構成の変化により製品粗利率は低下したが、売上総額は増加した。内訳では、通信向けは減少する一方で車載・産業向けが増加し、データセンター・ネットワーク分野を中心としたNRE売上は28.4%増の102億円だった。
2026年度上半期の累計では売上高が994億円(前年同期比14%増)、営業利益は17億円(同55.7%減)、純利益は15億円(同25.9%減)となり、車載・産業向けの販売拡大で売上を押し上げる一方、粗利率低下や研究開発・先行量産費用の増加で利益は減益が続いた。
通期の業績予想は、前回予想を据え置く予定だったが円安進行を受けて上方修正を発表。2026年度通期の売上高は2250億円(4.7%増)、営業利益は155億円(10.7%増)、純利益は105億円(5%増)と見込む。代表取締役会長の肥塚雅博氏は、下期に北米向けの車載・データセンター向け製品の新規量産が始まる見込みで、初期予想を上回る可能性があるとの認識を示した。