ニコンは3日ぶりに反発し、精機事業の好調を背景に、2027年3月期の連結業績予想を上方修正した。営業利益は従来の黒字予想を上積みし、最終損益も黒字化へ改善した。
ニコンは3日ぶりに反発している。前週末の取引終了後、2027年3月期の連結業績予想を上方修正し、営業損益を110億円の黒字から165億円の黒字へ、最終損益を100億円の黒字から160億円の黒字へ引き上げた。
下期の映像事業の売上高は従来予想の7220億円からパプコン調整により7200億円へ下方修正したが、半導体市況の好転を受けて精機事業のサービス売上高が計画を上回る見込みとなり、全体の利益水準を押し上げた。
ヘルスケア事業やインダストリー事業の利益計画も見直され、各部門の収益性改善が評価されて売買が進んだ。映像機器の販売計画の見直しはあったものの、精機の堅調推移が investors の買いを誘ったとみられる。
関係者は今回の据え置きとなった下期の販売計画を踏まえつつ、精機事業の相対的な好調が今期の黒字転換を支えたとの見方を示している。