ROBOT PAYMENTとラクスは資本業務提携と第三者割当を発表し、請求管理ロボをラクス向けにOEM提供、楽楽債権管理として2026年内に販売開始を目指す。ラクスの自社開発を補完する形で、両社の顧客基盤と機能を組み合わせて成長を図る。
ROBOT PAYMENTはラクスと資本業務提携および第三者割当による自己株式処分を実施すると発表した。提携の目的は、ラクスの強固な販売力とROBOT PAYMENTの請求・債権管理分野の技術力を活用して事業成長と企業価値の向上を図ることにある。
提携の内容として、ROBOT PAYMENTはラクス向けに「請求管理ロボ」のOEM開発を行い、2026年内にラクスが「楽楽債権管理」として販売を開始する計画。ラクスは自社開発の「楽楽債権管理」を拡充するよりも提携先の技術を活用する方が得策と判断した。
OEM製品は請求データ連携・作成・発行・送付の機能のうち集金・消込・未収連絡を切り出して再構築。ラクスの電子請求書発行システム「楽楽明細」と組み合わせることで同等の機能を得る見通し。ラクスの顧客基盤は全国のメーカー・卸売り中心で、ROBOT PAYMENTは都市部のIT企業・士業・クラウド事業者が中心と顧客層が異なるため、カニバリティの影響は限定的と見られる。
資本提携ではラクスがROBOT PAYMENTの自己株式12万株を取得、278百万円を今後の楽楽債権管理開発費に充当する。長期戦略では売上高210億円・営業利益31億円を2035年12月期に見据え、配当方針は純資産増加に応じて還元率を段階的に引き上げる。ラクスとの提携により成長加速と新規ファイナンスサービスの機会拡大が見込まれる。