米CPI発表後の円相場は介入後も円安圧力が強まる展開。日本当局の次の一手に市場の関心が集まっている。
昨日の米国7月CPIは市場予想通りとなり、一時ドル円は158円近辺まで下押しした。その後米長期金利の上昇を背景に相場は戻り、日中は159円台へ回復する場面も見られた。
本日の東京市場でも日銀の介入を含む円買いの動向が焦点となっており、企業物価指数の発表や輸入物価の動向も注視されるが、材料として大きく動く可能性は低いとの見方がある。
介入後、ドル円は8月3日早朝の水準から2円超、3日の安値からは4円超も円安が進行しており、介入によって生じた市場の歪みが円安圧力を強めているとの指摘がある。
市場では追撃介入の有無次第で円安トレンドの行方が分かれ、実際に介入が入らなければ164円を超える水準へ進む可能性を指摘する見方もある。輸入物価の上昇が続く中、日銀の利上げ見通しにも懐疑的な声がある。