世界の主要デジタル企業の温室ガス排出は2024年に3億100万トンと前年より1.2%増加した。特にAI重視の大手4社は20年比でほぼ倍増している。
世界の主要デジタル企業が2024年に排出した温室効果ガスはCO2換算で3億100万トンに上り、前年から1.2%増加したと国連関連のITUなどの報告書が26日までに公表した。AIに注力するマイクロソフトなど4社の排出量は20年比でほぼ倍増している。電力需要の急伸に対して脱炭素化の進展が追いつくかが懸念されている。
報告書はNTTやソフトバンクなど日本企業を含む200社の資料を基に気候変動対策の取り組み状況を整理した。再エネ電力だけを調達している企業は25社のみで、電力消費量を情報開示した163社の合計は世界全体の約1.7%を占め、オーストラリア1国を超えている。