富士経済がペロブスカイト太陽電池の国内市場を調査し、2040年度には982億円に拡大するとの予測を公表した。現状はパイロットラインで生産されており、本格的な商用化は2030年度前後と見込まれる。
ペロブスカイト太陽電池の国内市場規模は2040年度に982億円と予測されており、現時点の生産はパイロットラインで行われている。商用化は2030年度前後を想定している。
今後は建材一体型の太陽電池であるBIPV/BAPVの適用ルール策定が進み、2026年度を目安に新たな安全基準の最適化が行われる見込みである。これにより建物への据付型導入の加速が期待される。
自動車のルーフ搭載など新用途開発も進んでおり、EVの駆動用エネルギーの自給自足といった観点で注目される。中国企業も日本市場を有望視し、実証プロジェクトを進める中、日本企業は長期耐久性やLCOEを軸に差別化を図るとみられる。
設置コスト低減の新工法開発も進んでおり、施工・設置コストを含むトータルコストの最適化が市場拡大の鍵となる。