生成AIブームを受け、HBM需要を喚起する中で韓国半導体のSKハイニックスは、身売り寸前の過去を乗り越え世界有数の稼ぐ企業へと変貌を遂げた。2026年の業績と上場動向が焦点となっている。
AI生成系の計算を支えるHBMメモリの需要が拡大しており、SKグループ傘下のSKハイニックスはHBMで世界シェア首位級の地位を維持している。記事では同社が生成AIブームの追い風を受け、現在の稼ぐ力を強化していると伝えている。
同社は2012年にSKグループによる約30億ドルの買収を経て社名を現在のSKハイニックスに改めた後、長らくメモリ市場の2番手と見られてきたが、実績を積み重ねて韓国経済における存在感を高めている。
2026年4〜6月期の営業利益が約6.8兆円に達したほか、2025年5月には時価総額が初めて1兆ドルに到達、7月には米国でのADR上場を通じて約265億ドルを調達したとされる。株価は最高益の発表日に一時下落する局面もあった。
過去には2002年に米マイクロンへの身売りが危ぶまれた時期があり、交渉は破談となって債権団の管理下に置かれていた。この転換点を経て現在の成長軌道に乗っている。