25日前場中ごろの東証市場で日経平均株価は前日比450円程度安の6万5000円台で推移。下値では押し目買いが目立ち、AI・半導体株は依然として安いものの相場全体は下支えされている。
25日前場中ごろ、日経平均株価は前日比で約450円安い水準で推移し、6万5000円台をわずかに下回る場面があった。米半導体株安の流れを引き継ぐ中、AI・半導体関連銘柄は依然として軟調だが、節目を割り込んだ水準では押し目買いの動きが見られた。東証プライム市場全体では電線・海運・金融株などが買われ、相場の下支えとなっている。
海外市場の動きとして24日の米国市場で長期金利と原油先物が下落したことを受け、25日の東京市場でも長期金利が横ばい圏にとどまり、金利の落ち着きが相場の下落を抑える要因となっている。韓国総合株価指数(KOSPI)は朝方に下落幅を広げたが、その後は回復の兆しを示し、日経平均先物への買いを誘う材料となっている。
10時時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆1586億円、売買高は約5億6600万株だった。個別にはアドテストやキオクシア、ディスコが安く、ホンダやトヨタが下落した。一方フジクラと古河電気工業が買われ、東京海上や静岡フィナンシャルグループが上昇、川崎汽船と商船三井が買われた。
海外要因と国内動向が混ざる局面で、日経平均は押し目買いの動きが強まる場面があったことが伺える。今後は金利動向の落ち着きや主要銘柄の動向次第で短期の上下が想定される。