ハウス食品グループ本社がカレーハウスCoCo壱番屋の株式売却を含む資本関係の見直しを検討していることが伝えられた。中国の「ココイチ」店舗は過去10年で半減している。
ハウス食品グループ本社は壱番屋を連結子会社化した後の資本関係を見直す方針を取っており、株式の売却を含む検討がなされていると報じられている。壱番屋を軸とした事業統治の再構築を通じて、海外展開の加速を狙った経緯がある。
中国・台湾での展開については、壱番屋が主導していた出店体制を見直し、出店スピードを抑制する方向で整理が進んでいるとされる。中国市場では長期的な戦略の再評価が進む中、店舗網の拡大よりも収益性の改善が重視されている。
中国事業の規模は拡大を維持しており、2025年度の同事業売上高は129億円で前年比1割増を記録している。一方で2016年末の中国店舗数54店、2026年2月末には26店と、過去10年で半減している状況が指摘されている。中国の市場環境は日本式カレーの普及難易度が高く、現地競合の激化に直面している。