日銀総裁の植田和男氏は今月17、18日開催の次回会合を含め、追加利上げを毎回議論すると述べた。物価目標の達成に向けた自信を示し、データはおおむね見通しに沿うと指摘した。
日銀の植田和男総裁は、G20財務相・中央銀行総裁会議の後の会見で、追加利上げについて「次回の金融政策決定会合を含め、毎回の会合でしっかりと議論する」と語った。今後の政策判断は、17日と18日に開く次回会合を中心に検討される見込みだ。市場では次回会合での利上げを織り込む動きが強まっているが、総裁は日々の市場動向へ直接コメントしない姿勢をとった。
植田総裁は、基調的な物価上昇率が「かなり2%に近づいている」との認識を示し、物価目標の達成に自信を示した。7月の前回決定会合後に公表された指標については「見通しに大体沿ったデータが出ている」と指摘した。今後の利上げペースについては、中東情勢や為替市場の動向も踏まえ検討していく考えを表明した。