27日のNY市場でドル・円は157円95銭で引け、米指標の堅調を受け長期金利上昇でドル買いが優勢となった。28日はFOMCを控え様子見ムードとなり、日銀会合を前に円相場は不確実性を残す展開が見込まれる。
27日のニューヨーク外為市場ではドル・円が157円67銅銭から157円97銅銭のレンジをつけ、157円95銭で引けた。米国の9月耐久財受注速報値、10月消費者信頼感指数、9月新築住宅販売件数などが市場予想を上回る強い結果となり、長期金利の上昇を背景にドル買いが優勢となった。
28日以降は米経済指標の堅調さが続くとの見方があり、FOMCの結果公表を控えた状況でイベント通過まで積極的な売買は手控えられやすいとされる。ドルは158円近辺を試す動きもあるが戻り売りも出やすく、レンジの再形成が見込まれる。
中東情勢ではイラン紛争の外交的解決期待が供給懸念の後退要因となり、NY原油先物は99ドル台へと下げた。一方で日銀の金融政策決定会合が29日から始まるため、植田総裁の発言や利上げの有無が円相場に大きく影響する可能性がある。欧州ではフランス財政・政局不安がくすぶる点にも注意が必要。