T&Dホールディングスは2026年3月期通期のグループ修正利益が1,585億円で過去最高を更新し、ROEは10.5%へ上昇。2027年3月期も修正利益1,720億円と配当164円を見込むなど、12期連続の増配を目指す。
T&Dホールディングスは、2026年3月期の通期実績としてグループの修正利益が1,585億円となり、前期より12.0%増となって過去最高を更新したと発表した。ROEは10.5%に上昇し、1株当たり配当は130円となり前期の80円から大幅に増配している。2027年3月期の予想は修正利益1,720億円、配当164円を見込み、12期連続の増配を目指す。
大同生命は修正利益910億円(前期比+25.3%)、基礎利益1,433億円、順ざや866億円と大幅に増益。太陽生命は修正利益895億円(+70.8%)、基礎利益895億円、順ざや593億円で、ANPは220億円と堅調に推移している。金利上昇による利差拡大が業績を押し上げた。
金利上昇が業績拡大の原動力となり、円建債券の最終利回りは1.50%に上昇、平均予定利率は1.27%で利差は0.23%に拡大した。資産ポートフォリオは60%を円金利資産が占め、約15兆円の金利収益を背景に運用を拡充する方針が示された。
長期ビジョン「Try & Discover 2030」では、修正利益2,300億円、ROE15%、EPS年平均成長率10%超えを目標とし、クローズドブック事業などへの新規投資を5,000億円規模で設定する。T&Dフィナンシャル生命のPayPay譲渡1,600億円を機に株主還元と成長投資に資本を配分し、株主還元は譲渡後の自己株取得を含めて実施する方針。