デジタルアーツはクラウドサービス運用環境に不正アクセスがあり、i-FILTER@Cloudを含む6サービスの一部顧客情報が閲覧された可能性があると発表した。痕跡は2025年7月頃にさかのぼる。
同社はクラウドサービスの運用に使用する認証情報が第三者に不正取得され、それを使って運用環境に侵入が確認されたとしている。侵入の影響範囲は、i-FILTER@Cloudなど6つのクラウドサービスを利用する一部の顧客の情報が閲覧された可能性があるとされ、痕跡は過去の時点にも遡る。
AIを活用した総点検を2026年10月9日に実施した結果、従来の点検では見つからなかった不正アクセスの痕跡が判明した。認証情報がどの経路で取得されたかは現時点で明らかにされていない。
閲覧の可能性がある対象は6サービスを利用する一部顧客の情報であり、同社は対策として関係者全員に管理者用と利用者用のパスワード変更を求め、追加対応が必要な顧客には個別連絡を行う。現時点で顧客情報の外部持ち出しは確認されず、二次被害の報告もない。
不正アクセス後は認証情報の無効化や認証情報の交換、不審なプログラムの停止、サーバー認証鍵の交換などを実施。監視を継続し、認証情報とアクセス管理の強化とネットワークの再構築を進めるとしている。