午前の東証プライム市場で日経平均は大幅に続落し、米国市場の半導体株安がAI・半導体関連株へ波及した。一方で原油高や金利高を背景に、石油・金融株は堅調な動きをみせ、循環物色の動きも意識された。
前場の東京株式市場で日経平均は前日比2.52%安となり、1738円53銭安の67292円39銭で推移した。米国市場の半導体株安が国内のAI・半導体関連株へ影響を及ぼし、指数を重くした。
マイナス寄与の上位にはAI関連株が名を連ね、アドバンテスト・ソフトバンクグループ・東京エレクトロンの3銘柄が指数を約1200円程度押し下げた。原油高と金利高の懸念が残る中、鉱業・石油・石炭製品・銀行・保険などは比較的堅調だった。
東証プライム市場の7割弱の銘柄が値上がりする一方、TOPIXは0.46%安の4085.91ポイントで午前の取引を終え、NT倍率は16.4倍台へ低下した。売買代金は4兆0156億2400万円で、銘柄の動向は循環物色の意識を反映した。
りそなアセットマネジメントの戸田浩司氏は、9月後半のハイテク株高は利益確定売りの側面もあり循環的な需給偏りが背景と指摘し、一巡後に株価が戻る可能性を示唆した。
本文中の関連情報として、指数の動きを説明する複数の要因や市場参加者の見方が記載されている。