後場の日経平均は安値圏でのもみ合いを想定、前場の下げ幅を広げた。中東情勢の不透明感が続く中、原油動向と長期金利動向が焦点となる。
後場の日経平均株価は安値圏でのもみ合いが見込まれ、前場寄り付きの大幅安から下げ幅を600円台まで拡大した。好決算銘柄への物色意欲が高まるとの指摘もあり、8月中間期決算発表が増える時期を迎える。米国の原油高によるインフレ懸念と債券利回りの上昇が売り材料となったが、終盤には原油価格が下落に転じ、長期金利の伸び悩みが意識された。
中東情勢の先行き不透明感は継続しているものの、海外市場で原油先物が下落したことが株式市場には安心材料として働くとの見方もある。日経平均の下支え要因として、決算発表の増加が市場の物色意欲を引き上げる可能性が指摘されている。
米国市場では原油高によるインフレ懸念と債券利回りの上昇が売り材料となったが、国内市場では原油価格の下落と国内10年債入札の好調を受けて長期金利の動きが鈍化した。原油と金利の動向が、今後の相場の焦点として引き続き注目される。