6日の日経平均は反落となり、一時1300円超の下落を記録。前日の大幅高を受けた反動と米国ハイテク株の動向を嫌気する売りがAI・半導体関連株を中心に広がった。
日経平均は6日、終値で前日比0.9%安となり6万5683円26銭を付けた。日中には日経平均の下げ幅が一時1300円を超える場面があった。フジクラなど非鉄金属株の下落や、米国市場でサンディスクの決算後の動向も相場の圧力となった。AI・半導体関連株の重しが市場全体の下押しにつながった。
市場の総括として、株式は個別銘柄の動きで支えられる場面もあり、花王が通期営業利益予想の上方修正と株主優待の新設を発表したほか、オムロン株も営業利益予想の増額で大幅高となる動きが見られた。野村証券の伊藤シニア・ストラテジストは、決算が市場予想を上回る企業が多いことを背景に、マクロ材料不足の中で個別物色が継続すると指摘した。
債券・為替は相場の動きが混在。債券は原油価格の下落を受けて上昇(長期国債先物9月物の終値は前日比30銭高)、新発10年債の利回りは2.76%と低下し、新発30年債の利回りも3.895%へ低下。円は対ドルで157円台後半で推移し、午後3時時点のNY終値ベースで157円83銭。市場参加者は米雇用統計の発表を見極める姿勢を崩していない。