日経平均は3日ぶりに反落し、終値は68309.46円。前日の急騰後の利食い売りが優勢となり、米市場の動向や雇用統計の発表を前に様子見ムードが広がった。
日経平均は前日までの大幅上昇の反動から利食い売りが先行し、3日ぶりの反落で終えた。前日の米国市場で半導体関連株が買われた流れを引き継ぐ場面もあったが、朝方の水準を切り下げ、前場終盤には水準を再び押し下げた。雇用統計の発表を控え、日米の動向を見極めたいムードが強まっていた。
東証プライム市場の騰落銘柄数は値下がり銘柄が1300を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では非鉄金属や鉱業、石油石炭、海運が上昇した一方、証券商品先物、不動産、その他金融、輸送用機器などが下落した。日経平均に影響の大きい銘柄として上昇銘柄にはアドバンテスやフジクラ、ベイカレント、キオクシアHD、イビデンが挙げられた。
米国市場では主要株価指数は上昇していたが、直近の3400円超の上昇の反動から日経平均の利食い売りが続く場面があった。長期金利の上昇も背景として挙げられ、銀行や保険、証券といった金融株にも売りが広がる場面が見られた。雇用統計の結果次第で追加利上げ観測が再燃する可能性もあり、今後の動向を確認したい。