半導体プラズマ用高周波電源の Adtec Plasma Technology が、Cosel の上方修正を受けて次の上方修正銘柄となるか注目される中、同社は10月9日に通期決算を発表予定で、顧客は世界的機器メーカー中心、事業は高周波プラズマ電源の設計・製造・販売など。
Cosel が9月に通期見通しを大幅上方修正したことを背景に、装置メーカーが内製する電源部品の市場動向へ注目が集まる。特に装置メーカーの設計段階での採用が進むかどうかが焦点となっている。
アドテック プラズマ テクノロジーは、半導体製造装置向けの高周波プラズマ用電源と周辺機器を設計・製造・販売する専門企業で、福山理株の拠点を持つ。財務結果は10月9日に公表予定で、直近決算での通期予想の上方修正と年末配当の引上げを発表済み。
同社の競争力は「壊れない電源づくり」という信頼の蓄積と、装置メーカーの設計へ刺さる機動力・カスタマイズ力にあるとされる。一方、受注環境の急激な悪化や大口顧客の影響、為替・中国依存・生産能力の課題により、好不調のサイクルが顕著になる可能性がある。
同社の主要顧客には ASM のシンガポール子会社や中国の装置メーカーが挙げられ、過去には Applied Materials も取引先として名が挙がっていた。装置メーカーの受注動向に強く影響される性質から、今後の受注回復が業績の鍵となる見込みだ。