日米の協調介入から1カ月、円安は再び1ドル160円前後へ推移している。今後の為替の行方を左右する会議が米国で開かれ、日本からは財務相と日銀総裁が出席し、追加の協調介入の可能性がささやかれている。
日米の協調介入から1カ月、円安は再び1ドル160円前後で推移している。円安を止める有効な手立てを巡り、財務省・日銀の関係者や専門家の見方が交錯している。会合は米時間31日夜から始まり、日本側の出席者や今後の会見の動向が注目される。
FRBのウォーシュ議長の発言をきっかけにインフレ抑制の観測が高まり、円安が進行したとの見方が市場にはある。円安対策としての利上げや協調介入の可能性が議論され、今後の政策判断が市場の注目点となっている。
会議には日本から片山さつき財務大臣と日銀の植田和男総裁が出席する予定で、会談の場で米財務長官ベッセントとの会談も調整されている。会議後の日本側の会見は、日本時間来月2日朝に行われる見込み。
専門家は、今回の介入や政策の連携が円相場に影響を与える可能性を指摘する一方、海外要因にも大きく左右されるとする。追加の協調介入を匂わせる発言が円安を牽制することもあり得るとの見方がある。