大手電力10社と大手都市ガス4社が10月使用分の電気・ガス料金を発表し、全社で値上がりした。電気は平均で835円〜1578円、ガスは435円〜744円の上昇となり過去最高を更新した。
大手電力10社と大手都市ガス4社は29日、10月使用分(11月請求分)の料金を公表した。中東情勢の悪化による燃料費の高騰と政府補助の終了が背景にあり、全社で料金が上昇した。
電気料金は国の認可が必要な規制料金を中心に、10社で前月比835円〜1578円の上昇となり、いずれの社も過去最高を更新した。ガス料金は4社で435円〜744円の上昇となり、こちらも過去最高となった。
背景には中東情勢の悪化による液化天然ガス LNG の輸入価格の上昇と、政府が7〜9月に実施していた補助の終了が影響している。電力供給コストの上昇も一因とされる。北陸電力を除く9社は託送料金の引き上げ分を電気料金へ反映させた。
経済産業大臣は閣議後の記者会見で、原油・エネルギー価格の今後の動向と変動が電気・ガス料金に与える影響を注視すると述べた。