KDDIはモンゴル東部のヌムルグ自然保護区で8日に発生した草原火災の詳しい経緯を公表した。モビコム社員らの訪問は現地当局の要請による通信ネットワーク確認と4G通信品質の現地確認が目的だったとしている。
モンゴルのヌムルグ自然保護区で起きた草原火災は、自然保護区を含む約53万ヘクタールが被害を受けたとモンゴル国営放送が伝えた。現地ではモビコムの幹部らが立ち入り手続きや訪問目的を巡る疑問が報じられていた。
KDDIは今回、訪問目的や当局の許可、火災発生までの経緯を詳しく説明し、事実と異なる情報の発信があるとしている。訪問は10月6~8日で、モビコム社員らが現地で通信ネットワークの開通式典出席と4Gの通信品質確認を目的に訪問したという。
保護区内への立ち入りには国境警備隊が発行した入域許可があり、行動は国境港湾局の管理と監督の下で行われたと説明。車列は当局の先導と後方支援を受け、車両下部の枯草除去のため20~30分ごとに停車していた。
火災発生時には車両下部の枯草を取り除く作業中に煙が出ているのを確認し、当局の指示に従い消火活動を行ったが周囲へ延焼し広範囲に拡大したとされる。原因や拡大要因は現地当局が調査中で、モビコムと社員は調査に全面的に協力している。