HRCは渡辺康治社長が2027年1月1日付で退任し、後任に現代表取締役副社長の安田啓一氏が就任すると発表した。退任までの任期中はグローバルなモータースポーツ体制の強化と新体制の準備を進める。
ホンダ・レーシングは10月5日、渡辺康治社長が2027年1月1日付で退任することと、後任として安田啓一副社長が代表取締役社長に就任することを正式に発表した。安田氏は2026年4月に副社長へ就任しており、2027年から新体制を導入する方針を示した。
渡辺氏は2020年に二輪と四輪のモータースポーツ活動を統合する新生HRCの立ち上げを主導し、F1復帰を決断した中心人物の一人として位置づけられている。2026年にはアストンマーティンとのF1ワークス参戦を含む組織再編を推進し、グローバルな体制拡充を牽引してきた。
後任の安田啓一氏は1990年入社以降、人事部門や海外法人の運営で経験を積み、2023年には人事統括部長を務め、2026年4月に副社長に就任。新体制では勝利を目指す組織強化と人材投資を進める考えを示している。渡辺氏は2026年末まで社長として職務を続け、2027年から新体制が本格始動する。